原因不明の痛みで5ヶ月寝たきりになった話

原因不明の神経痛で、5ヶ月寝たきりになった記録を書いていきます。

【闘病ブログ】痛みからうつ病になった話

【闘病日記】激痛で心にも大ダメージ!

 

 激痛がずっと続く経験を初めてしました。

 

 激痛を感じていた期間は実に半年以上。

 

 痛みが出て約2週間すると、治したいという気力も起きなくなりただベッドに横になっているだけになりました。

 

 この苦しみから解放されたいとしか考えられませんでした。

 

 今回は、痛みからうつ症状が出た話について書いていきます。

 

 写真は趣味で撮ったものを使用していますので、内容と関係ないものになることをご了承いただければ幸いです。

 

 ※こちらサブブログになります。メインブログは以下になります。

aotya25.com

 

 

目次

 

1.1ヶ月で約10kg痩せる

 

 痛みから食欲が出ず、1日におかゆ1杯も食べられないという生活が約5ヶ月続きました。

 

 イスに座ることにより、痛みが増している感覚がしていました。

 

 その影響で、食事もベッドの上で食べていました。

 

 ベッドの上だと姿勢が悪く、消化にも影響していきました。

 

 寝たきりで動かないので、お腹が減る感覚もなくなりました。

 

 元々43kgあった体重は、1ヶ月で34kgまで減りました。

 

 扁桃周囲膿瘍で入院したときは38kgまで減ったので、それよりも4kgマイナスでした。

 

 私の身長は156cmなので、この数値は痩せすぎのレベルでした。

 

 お医者さんからは、冗談交じりにこのままだと餓死するレベルだと言われました。

 

 とにかく、何でもいいから食べるように言われました。

 

 この時期は食べてもほとんど吐いてしまっていました

 

 吐くことによる胃酸の逆流で、益々食べられなくなりました。

 

 元々食べることが好きだったのに、食事が苦痛で仕方がなくなりました。

 

 歯磨きも非常に辛かったです。

 

 吐き気を我慢するのに必死で、まともに磨けませんでした。

 

 歯磨き粉の味で気持ち悪くなるので、マウスウォッシュを使って凌いでいました。

 

 

2.痛みにより大声で泣き叫ぶ日々

 

 食事が満足にできなくなったことで、体力は日に日に落ちていきました。

 

 最終的にはまともな会話ができなくなりました。

 

 それでも激痛は留まることなく襲ってきました。

 

 激痛の度泣き叫んでいました。

 

 痛みが来ると、叫ばずにはいられませんでした。

 

 今思えばよく通報されなかったなと思う程の大声で叫んでいました。

 

 泣き叫ぶ回数は1日に約30回程で、期間は約4ヶ月に及びました。

 

 

3.ついに無気力状態に

 

 痛みがひどい期間が長かったせいか、ずっと無気力状態でした。

 

 治ったらこれがやりたい!というのも思いつきませんでした。

 

 とにかく痛みで何も考えられませんでした。

 

 この時期は、何か言われるとすぐに涙が出てきて止まりませんでした。

 

 もう少し頑張って食べた方がいい、少し叫ばないでいてみたらなどと言われると辛く感じました。

 

 この時は今以上に頑張る方法が思いつきませんでした。

 

 それとは逆に、何も言われないことにも涙が出ました。

 

 痛みで泣き叫んでいる時に放っておかれると辛く、涙が止まりませんでした。

 

 精神的にめちゃくちゃ不安定でした。

 

 周りの人は私といるだけで疲れたことと思います。

 

 この頃の外出は病院だけでした。

 

 その病院に行くのも億劫でした。

 

 外出する際に毎日していた化粧もしなくなり、ついに服装など見た目を気にしなくなりました。

 

 

4.最後は精神科へ

 

 あらゆる検査をしました。

 

 その全てで正常だという結果が出ました。

 

 むしろ普通の人より健康な数値が出ました。

 

 その結果精神科の受診を勧められ、同じ総合病院内の精神科へ回していただきました。

 

 検査の内容は後日また書く予定です。

 

 今でもその病院に通っており、徐々に回復しています。

 

 精神科を受診し半年になりますが、治ったと言えるまでには時間がかかることを実感しております。

 

5.抗うつ薬の副作用で更に体重が減少

 

 精神科の先生からの診断は、「うつ状態」でした。

 

 私が精神科を受診したのは、症状が出てから約3ヶ月後のことでした。

 

 この段階ではまだうつ病というには早いそうです。

 

 通常うつ状態が半年以上続いた場合に、うつ病と診断されるということでした。

 

 それでも先生は私の状態を見てうつ状態ではあるけれど、もううつ病といってもいいということでした。

 

 初診の段階の私は、話すことも満足にできませんでした。

 

 妹に通訳に入ってもらい、やっと会話ができる状態でした。

 

 1ヶ月で10kg痩せるという極端な体重の現象も、この診断を受ける要因の一つになったようです。

 

吐き気が辛い

 

 処方された薬は以下の3種類になります。

  • 抗うつ剤
  • 精神安定剤
  • 睡眠導入剤

 

 抗うつ剤は1日に1回、精神安定剤は1日2回服用しています。

 

 精神安定剤は、飲むと気分が落ち着き、副作用として強い眠気が来ました。

 

 一方、抗うつ剤の方の副作用になかなか苦しめられました。

 

 抗うつ剤を飲み始めてから、手足や唇の震え、下痢、吐き気、胃酸の逆流、食欲不振などがありました。

 

 その中でも一番に辛かったのは吐き気です。

 

 飲んでから数時間すると、毎回強烈な吐き気に襲われました。

 

 胃酸の逆流も吐き気を助長させる原因の一つとなっていました。

 

 服用は夕食後が原則でしたが、あまりの吐き気に耐え切れず就寝前に飲んでいました。

 

 食べてすぐに飲むと100%吐いてしまうので、気持ち悪さを感じる前に寝てしまう作戦でした。

 

 体重をこれ以上落としたくなかったための判断でした。

 

 とりあえず、この作戦は成功しました。

 

 毎日吐いていたのが徐々に減り、2日に1回、3日に1回となっていきました。

 

 恐らく薬が体に慣れていったのも、吐く回数が減っていった要因だと思われます。

 

 抗うつ剤は、慣れると副作用も減っていくそうです。

 

 1ヶ月以内には慣れる人が多いそうです。

 

 私の場合は、少し長かったです。

 

 吐き気がなくなるまで3ヶ月程かかりました。

 

 まだ恐怖心があるので、服用は就寝前にしています。

 

抗うつ剤は痛みに効く場合がある

 

 抗うつ剤は、原因不明の痛みに効果を示すことがあるそうです。

 

 ただ、即効性はなくジワジワ効いていきます。

 

 そのため抗うつ剤のおかげで良くなったのか、それとも自然に良くなっていったのか判別がつきにくいです。

 

 私の場合もどちらか判別がつきにくいです。

 

 抗うつ剤が効かないなと思って自己判断でやめてしまうのは危険です。

 

 飲み続けていた抗うつ剤を急にやめてしまうと、離脱症状が現れることがあるそうです。

 

 やめたい場合はお医者さんに相談することをオススメします。

 

 

6.まとめ



 今までうつの症状が出たことはありませんでした。

 

 痛みからもうつ病になることを経験しました。

 

 どんな人でもうつ病になる可能性があることを知りました。

 

 きっかけは色々あります。

 

 うつ病は完治まで通常半年以上、長い人だと2年以上もかかります。

 

 どうなれば完治したと言えるのかも、曖昧です。

 

 この苦しみは経験した人にしか分かりません。

 

 心の病は、検査しても数値に現れません。

 

 今回周りの助けがどれだけありがたいかを痛感しました。

 

 うつ病を患っている家族も大変であることを実感しました。

 

 症状については前回の記事に書いたので、宜しければご覧下さい。

 

moco25.hatenablog.com

 

 

7.次回の予定

 

 次回は、病院で行った検査について書いていく予定です。

 

 それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました(o・・o)/

 

 今回の記事が皆様のお役に立てれば幸いです。

 

【atGPジョブトレ うつ症状コース】

 

8.戻ってきた日常

 

 ご近所付き合いが復活しました。

 

 心配していたという話を聞き、嬉しかったです。

 

 育てた野菜や作ったお菓子をおすそ分けする楽しみがまた出来て、回復してきて良かったなという感情がジワジワ湧いています。

 

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